モノモウス

世の中のおかしな事にもの申すブログです

離婚と潔癖

今や3組に1組が離婚する時代と言われています。
私のまわりでもちらほらと離婚する知り合いがいます。
浮気やなんや原因は様々ですが、そのうちなん組かは、潔癖が原因で離婚になっていると思います。

この潔癖離婚があまり取り沙汰されないのは何故なのかわかりませんが、私は社会問題のレベルでこれが起こっているのではないかと思います。

潔癖の人の良くないところは、自分の価値観で我慢ならない事を人がやると、その人を批難する事だと思います。
そして自分の中ではその価値観が正しいので、人を批難する事を、全く悪い事だとは思ってないというところがポイントだと思います。

私の知り合いは、奥さんが極度の綺麗好きで、1日3回ぐらい掃除機をかけたり、家族が家に帰ってくると、まずハイハイで風呂場まで行って、足を洗ってからで無いと、たって歩けないルールだったそうです。

仕事から帰ってきて、ハイハイで風呂場に行くなんて私には考えられません。

理屈で考えれば、多少床にホコリがあっても、病気になるわけでも、何かしらの不利益があるとは思えません。
本人の中では綺麗な方がいいに決まってるみたいな理屈があるのかもしれませんが、結局潔癖は感情論だと思います。

感情論なので、あまり一貫しておらず、そこは汚いのかい!みたいな事もあるし、数年すると、エスカレートしたり、違うところが潔癖になったりで、本人以外全く理解不能となってしまいます。

そうなるとお互いに嫌気がさして離婚もやむなしという状況になってしまいます。

掃除以外にも、リモコンが綺麗に並んでないと嫌だとか、パンツの畳み方が気にくわないとか、まわりからすると全く下らない事で喧嘩したりする夫婦もいるようです。

綺麗好きや整理整頓好きは良いことですが、やり過ぎは家庭円満には悪い事だとの認識が、社会的に薄いように思います。
潔癖は訓練して直さないといけないものだと思います。

しょうもない理由で離婚する夫婦が少しでもなくなればいいですね